モノを手放せない理由の1つが「いつか使うかもしれない」と思うからだと思う。
特に直近まで使っていたモノなんかは「なくても大丈夫なはず!」と思い込もうとしても手放すことは難しい。
私の場合はそれが腕時計だった。
今回は、モノの手放し方について、うまくいった事がある方法をシェアしたい。
ないモノとして生活してみる
手放す際に迷いが生じた時は、モノと「距離を置いてみる」ことをおすすめする。
やり方は簡単。例えば、押入れのBOXの中など、目に見えない場所に断捨離したいモノをしまって生活するのだ。
これなら万が一そのモノが必要になった場合でも、取り出してすぐに使うことができるから、
モノを完全に断捨離することと比べてハードルがとても低い。
モノにもよるだろうが、1ヶ月もするとそのモノがなくても困らないことに気づくはずだ。
もしかしたらないことが自然すぎて、距離を置いていたことすら忘れてしまうかもしれないから、
1ヶ月後のスケジュール張にメモしておいても良いかもしれない。
VS 愛着と習慣
私はこの方法で腕時計を付けることをやめた。当時着けていた腕時計はG-SHOCKのFIRE PACKAGE’12だった。
なかなか手放せなかった理由はこの時計への愛着が深かったことと、腕時計をすることが習慣になっていたから。
この時計を着ける前は、ビジネス用、普段使い用、ランニング用と、腕時計だけでも3つ持っていたが、
モノを減らす過程で、ビジネスから普段使いに、ランニング時にも利用出来るという機能とデザインを持った時計を探し、
この時計に出会い購入したモノだったがら大変気に入っていた。
また、毎日腕時計を着けることが、かれこれ10年ほどの日課になっており、
毎年夏の終わりに時計焼けを見て、自分が日焼けしたことを実感しているくらい、時計を着け続けていた。
しかし、ある時、腕時計で時間を確認することがほとんどないことに気づいた。
常にスマホを携帯しているので、基本いつでも時間は確認できる。
また時計をファッション目的に付けたいという考えや、高級時計を身につけたい気持ちも今は全くない。
不要かも・・と思いつつ、愛着と習慣から手放したことが失敗になるかもしれないと不安になったので、一度着けずに生活してみようと思い、押入れのBOXにしまってみた。
結果、1ヶ月ほど経ち一度も困らないことに気づいた。
むしろ毎日身につけるものが減ったことと、今後腕時計を買い換えたりする必要がなくなったの開放感に嬉しくなった。
誰にでもなかなか手放せないモノがあると思う。
この距離を置いてみる作戦は今からでも出来るのでオススメです。
愛着や習慣を超えて得られる開放感を味わって頂きたい。
*この記事は以前運営していたBlogを加筆・修正したものです。
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