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旅行について考えてみた

旅行について考えてみた

 

この記事の内容

憧れから趣味へ

私は旅行が好きだ。大学生の時に近所にあったヴィレバンで手に取った沢木耕太郎の「深夜特急」を読んで旅に憧れを持った。

それまでも家族旅行や修学旅行と言った旅行もしてきたが、どれも主体的ではなく、自分で決めた旅行をしたいと思った。

大学2年生の時に友人3人と東北の夏祭りを観に深夜バスと青春18切符を駆使した貧乏旅行をした。

電車の乗り継ぎを事前に調べて全てスケジュールを作った。

旅行中は電車に乗り遅れそうになり焦りながらも、はじめて観る秋田の竿灯祭りと青森のねぶた祭りに感動した。

目的の祭りだけでなくはじめて訪れる東北の土地で出会う食や自然、方言、文化と全てのコトが新鮮で旅行が楽しいことを知った。

旅行が趣味になり日本全国47都道府県、海外は8カ国旅してきた。

まだまだ日本にも行きたいところはあるし、海外旅行もしたいと思っている。

どこからが旅行か?

昨年47都道府県制覇することが出来た。それまではまだ行けていない都道府県を目的地にして旅行先を決めることが多かったが、全てを行き終えて、最近思うことがある。

旅行ってなんだ?

海外に行くこと?自分が住んでいる都道府県から出ること?、1泊以上したら?、日帰り旅行とは?・・・

考えていくと時間や距離で定義することはとても難しい。

通勤で2時間かけて県を跨いで移動しているサラリーマンは旅行者とは違う。

年齢を重ねるうちに旅行の仕方も変わってきたが、自分が旅行に常に求めていることを考えた。それは「日常生活では経験できないコト」だった。

旅はいつでも出来る。

旅行を距離で定義できないのなら、その概念を取っ払おう。

「生活圏から出て、生活以外の目的があったらそれはもう旅」と言える気がしてきた。

隣駅に何があるか知らない人は多い。隣駅を調べてみると、気になる食事処や観光スポットがあるかもしれない。

JTBによると2019年の平均旅行回数の予測は2.49回。

旅行には移動と宿泊に時間とお金もかかるからこれくらいの回数になるのだろう。

でも距離の概念をなくせば旅はもっと出来るはずだ。

旅行のハードルを下げて、日常の楽しみを増やしたい。

このブログでも旅行にまつわる情報をシェアしていきたいと思う。

 

*この記事は以前運営していたBlogを加筆・修正したものです。

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