今回は鎌倉で絶景の紅葉が堪能できるルートを紹介します。
私は2017年12月上旬にこのルートで周りました。紅葉の美しさに心惹かれた旅でした。
*2020年10月23日現在、令和元年台風15号・19号の影響に伴い天園ハイキングコースが一部閉鎖されておりますので、お出かけ前に最新の情報をご確認ください。
隠れた紅葉の名所「獅子舞」へ
山鎌倉の紅葉と聞くと、数多くある神社仏閣の境内にある紅葉を思い浮かべる方がおおいのではないでしょうか。もちろんそれらもおすすめなのですが、ぜひ一度は行ってほしいのが獅子舞という紅葉スポットです。山道にあり、お寺とはまた違った静謐な環境の中紅葉を楽しむことができます。
14:00 (1) 北鎌倉駅
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14:10 (2)円覚寺
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14:30 (3)建長寺
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16:00 (4)大平山 山頂
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16:10 (5)獅子舞
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16:50 (6)天園ハイキングコース瑞泉寺口
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17:15 (7)鎌倉駅
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17:30 (8)長谷寺
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18:15 (9)カエデナ
*時間は目安です。
(1) 北鎌倉駅
今回の旅はお昼過ぎから始まります。もう少し早く鎌倉に向かってランチを楽しんでからもおすすめです。紅葉シーズンの休日となると駅から賑わっています。
北鎌倉駅
(2)円覚寺
北鎌倉駅を降りてすぐ、建長寺へ向かう途中に人の集まりが見えてきます。円覚寺は駅からとても近いですが、おすすめの紅葉スポットです。境内に入る前の総門で足を止めて写真を撮っていました。私も当初今回の旅の行程に入れていなかったのですが、気がついたら写真を撮っていました。円覚寺の境内には鎌倉三名鐘である国宝の円覚寺梵鐘があります。
円覚寺の総門の紅葉
(3)建長寺
円覚寺から15分ほど歩いたところに建長寺があります。ここが今回のハイキングコースの入り口になる場所です。鎌倉五山第一位の臨済宗・建長寺派の大本山で境内も広く、見所もたくさんあります。円覚寺に続き、国宝の鎌倉三名鐘の建長寺梵鐘もあり、見比べるのも面白いかもしれません。樹齢750年の柏槙(ビャクシン)は迫力もあり一見の価値ありです。散策をしつつ、天園ハイキングコースに繋がる裏山を目指します。
建長寺
(4)大平山 山頂
ここからは獅子舞を目指してハイキングです。自然を楽しみながら進んでいきます。途中少し険しめな道もあるので靴や服装は注意しておいた方がいいです。この日は快晴でしたが、前日までの天候によっても道が滑りやすくなっていたりするかもしれません。建長寺の入り口から1時間30ほどで太平山の山頂に到着しました。標高159mで鎌倉市最高地点となっており見晴らしも良いです。
天園ハイキングコース
太平山 山頂
(5)獅子舞
大平山を超えると途中に茶店天園休憩所があり、ここでは軽食をとることもできます。さらに進むと遂に獅子舞へ到着します。ここまで長く歩いた甲斐があったと思わせてくれる、というかそんなこと忘れるくらい綺麗な紅葉を目にすることが出来ます。真っ赤に燃えるような紅葉の広がりに感動することでしょう。
獅子舞への案内
獅子舞①
獅子舞②
(6)天園ハイキングコース瑞泉寺口
獅子舞を堪能したらハイキングコースの出口へ向かいます。日も短い季節なので、真っ暗になってしまう前にハイキングコースを出られるよう計画立てて行きましょう。
天園ハイキングコース瑞泉寺口
(7)鎌倉駅
ハイキングコースを抜けて鎌倉駅に向かいます。晩御飯はまだですが、小腹がへった時におすすめなのが鎌倉コロッケ。江ノ電鎌倉駅内のことのいち鎌倉に駿河屋本舗の本店があり、そこで食すことが出来ます。電車を待っている間に食べてみてはいかかでしょうか。どこか懐かしいソースいらずの美味しいコロッケです。
コロッケ
(8)長谷寺
江ノ電で長谷駅に向かい、そこから5分ほど歩いたところに長谷寺があります。ここは夜間特別拝観を行っており、ライトアップされた幻想的な紅葉や長谷寺観音堂を楽しむことができます。夜間といっても日没から18時ごろまでなので時間に注意してください。この日は多くの人で賑わっていました。
長谷寺の紅葉
(9)カエデナ
紅葉狩りを終えたところで、晩御飯を食べて帰りましょう。おすすめは長谷寺を出て5分ほどのところにあるカエデナさんです。ディナーは2名からの完全予約制なので注意が必要です。3種類のコースがありメインが選べる土鍋ご飯です。(2020年12月現在)前菜も美味しく、古都鎌倉で頂く最高の和食を堪能しながら旅を締めくくります。
カエデナの土鍋ご飯①
カエデナの土鍋ご飯②
いかがでしたでしょうか。鎌倉の紅葉をお楽しみください。
*この記事の情報は2017年12月時点のものです。
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