今回は、今回は四国グルメの代表、香川のうどんと高知のカツオを堪能できるルートを紹介します。
私は2018年6月にこのルートで周りました。グルメを堪能しつつ観光も充実した旅でした。
うどんとカツオとパワースポット
香川のうどん、高知のカツオ、どちらもその県を代表する食でありお好きな方も多いのではないでしょうか。どちらも身近に食べられるものでありながら、「消費量が全国1位=味に厳しい=美味しいお店しか残れない」ということで、やはり現地のものは一味違うわけです。また四国は四国八十八箇所霊場をはじめ参拝場所もたくさんあるのでお参りをしつつ、この2品を求めたおすすめルートを紹介いたします。
・1日目
11:00 (1)高松空港
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12:30 (2)瀬戸大橋記念公園
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13:30 (3)長田 in 香の香
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14:00 (4)道隆寺〜湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭
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17:30 (5)象ヶ鼻岩銭形展望台
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18:00 (6)父母ヶ浜
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19:30 (7)湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭
・2日目
10:30 (8)金刀比羅宮 本宮拝殿
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12:30 (9)讃岐うどん 一福 国分寺本店
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15:00 (10)土佐神社
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16:00 (11)高知県立坂本龍馬記念館
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17:00 (12)桂浜
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18:00 (13)リッチモンドホテル 高知
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16:00 (14)はりまや橋
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20:00 (15)座屋
・3日目
8:00 (16)土佐の日曜市
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12:00 (17)高知龍馬空港
*時間は目安です。
(1)高松空港
今回の旅は高松空港からレンタカーを借りてのスタートです。高松空港近くにはレンタカー会社もあり空港からの送迎もあります。事前に予約しておきましょう。また、今回は旅行サイトのダイナミックパッケージプランで宿とセットで予約をしました。航空券のみで手配するより安くなる場合があるのでおすすめです。
飛行機で移動
(2)瀬戸大橋記念公園
お昼ご飯前に瀬戸大橋を見にいきましょう。瀬戸大橋は、本州の岡山県倉敷市と四国の香川県坂出市を結ぶ世界一長い鉄道道路併用橋です。日本の20世紀遺産にも認定されています。海峡部10kmほど、主塔の高さ200mあり、その大きさに圧倒されると思います。瀬戸大橋記念公園は瀬戸大橋を眺めるに最高のスポットです。ドライブの休憩がてら立ち寄ってみてください。
瀬戸大橋記念公園から見える瀬戸大橋
(3)長田 in 香の香
さて、今回の旅の目的の1つ香川のうどんを食しにいきましょう!香川にはたくさんのうどん屋さんがありますので正直選びきれないと思いますが、それぞれ特徴もあるので、食べたい、食べたことがないなどの基準で決めてもいいと思います。こちらのお店は釜揚げうどんの名店で、食べログの全国うどんランキングのトップになったこともあります。風味豊かなイリコ出汁につけて食べる麺は、もちっとしており出汁とからみ最高に美味でした!人気店ですがお店も広く、回転も早いのです。
長田 in 香の香の釜揚げうどん
(4)道隆寺〜湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭
せっかく四国に来たので「四国八十八ヶ所霊場」で参拝しましょう。長田 in 香の香の近くに七十七番札所「道隆寺」があります。こちらは「目なおし薬師さま」として有名なお寺です。お寺を出たところに「サンエイ」というお土産屋さんもあり旅のお供におやつを購入してもいいですね。
道隆寺を出てからは、旅の初日で朝も早かったので先に宿にチェックインし、夕方の予定まで少し休むことにしました。湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭は翌日予定している金比羅宮近くにあり周辺観光にも便利です。
道隆寺
うどん県うどん風味キャラメル
湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭
(5)象ヶ鼻岩銭形展望台
さて、休憩も済んだところで象ヶ鼻岩銭形展望台へ。琴弾山の山頂にある琴弾公園の「銭形砂絵」を眺望できるのがこの展望台。「銭形砂絵」は周囲345mととても巨大で一見の価値ありですが、見れば「健康で長生きし、お金に不自由しない」とも言われており、なんだが気分も良くなります。
象ヶ鼻岩銭形展望台から見える銭形砂絵
(6)父母ヶ浜
日も暮れかけてきたので香川のウユニ塩湖とも呼ばれている父母ヶ浜へ。残念ながらこの日は曇っていたので絶景と言える写真は撮影はできなかったのですが、それでも穏やかな海でとてもいい場所でした。浜辺に腰掛けてゆっくり夕日が落ちるのを眺めれば癒しの時間になるはずです。フォトジェニックな写真を狙いたい場合は、「干潮と日の入り時刻の重なるタイミングで、マジックアワーを狙う必要があるので旅行日の日の入り時刻は調べておきましょう。
父母ヶ浜
(7)湯元こんぴら温泉華の湯 紅梅亭
お腹も空いてきたところで宿に戻り夕食を食べましょう。夕食会場の割烹ダイニング丸忠はオーベルジュ風のダイニングレストランでとても落ち着いた雰囲気でよかったです。また、いわゆる旅館の会席とは違い、一品一品にこだわりが感じられ、特に名物の石焼きで焼いて食べる讃岐オリーブ牛や実山椒で食べる醤豆腐鍋が絶品でした。さらにうどんも好きな食べ方を選べて嬉しいです。釜玉をチョイスしましたがコシがありやはり美味しい!翌日の朝食もこちらでブッフェでしたら60種類から選べて、やはりここにもうどんがあります。朝はカレーうどんで攻めました。館内や温泉もよかったのですが、食事が本当に美味しい宿でおすすめです。
紅梅亭の夕食
紅梅亭の夕食 山海宝楽焼き
紅梅亭の夕食 釜玉
紅梅亭の夕食 デザート
紅梅亭の朝食ブッフェ
(8)金刀比羅宮 本宮拝殿
2日目は宿をチェックアウトした後金比羅宮へ。香川観光の大定番スポットで宿からも近いので朝方まだ人も多くない時間帯にいけます。参道の石段は奥社まで1368段もあり少々大変ですが、ゆっくりのぼっていきましょう。登りった達成感と本宮の神秘的ともいえる静謐な空間を味わいながら参拝。大物主神と崇徳天皇を祀る御本宮には、海上守護・農業・殖産・医薬など、様々なご利益があるといわれています。帰りは「しょうゆ豆本舗 表参道店」のかまたまソフトで休憩。見た目のインパクト大ですが生姜をきいたバニラソフトにネギとしょう油がなんだかアリとおもえるアクセントになっており美味しかったです。
金刀比羅宮 本宮へ続く石段
金刀比羅宮 本宮
かまたまソフト
(9)讃岐うどん 一福 国分寺本店
さて旅も折り返し地点です。香川を出る前に最後のうどんを一杯。コシの強いうどんを求めて讃岐うどん 一福 国分寺本店へ向かいます。ざるをチョイスしましたが、「やっぱり香川のうどんは違う!」と思わせてくれるコシ、というかこれを本当のコシというのか、とにかく感動に近い一杯でした。驚くほど安くうまいです。
(10)土佐神社
うどんに満足したところで高知へ向かいます。車で1時間30分ほどの移動ですので途中SAで休憩しながら向かいましょう。高知に入ったらまずは参拝。土佐神社は「龍馬伝」のロケ地にもなった高知を代表する神社です。自然に囲まれたこの神社は雰囲気も良く、社殿の奥には「しなねの森」という散策ルートもあり大杉などのパワースポットもあります。
土佐神社のしなねの森・大杉
(11)高知県立坂本龍馬記念館
高知と言えば坂本龍馬を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。高知県立坂本龍馬記念館は桂浜の近くにあります。坂本龍馬に関する様々な資料が展示されておりいます。展示物が多く坂本龍馬好きはかなり堪能できる内容です。
高知県立坂本龍馬記念館
(12)桂浜
記念館を後にし、月の名所としても有名な桂浜へ。坂本龍馬像を通り過ぎると見えてきます。下竜頭岬の海津見神社と浜辺がなんとも風情のある景色です。
坂本龍馬像
桂浜
(13)リッチモンドホテル 高知
桂浜を出たら高知市内へ。今晩の夕食はお店を予約しているので宿泊はビジネスホテルを選びました。リッチモンドホテル高知は高知市街にあり、観光に便利でお部屋も綺麗なのでおすすです。
(14)はりまや橋
夕食前に市街散策がてらはりまや橋へ立ち寄ってみましょう。町に溶け込んでいますが、藩政時代にかけられた橋で、時代とともに何度か架けかえられてきた橋です。
はりまや橋
(15)座屋
さて、高知の目的「カツオ」を食しに人気店の座屋へ。こちらは値段別のコースから選べる内容となっており予算に応じて事前に予約していきましょう。鰹のタタキは香ばしくうまみが凝縮したねっとりした一品。今まで食べてきた鰹と違います。他の料理も美味しく、ゆったり時間を過ごしたい方におすすめの良店です。
座屋の鰹のタタキ
(16)土佐の日曜市
旅の最終日は日曜市へ。この日程に合わせて金曜出発の旅程を組んでいました。ホテルからも高知市の街路市で約300店舗が出店されており、高知名物を食すことが出来るので食べ歩きをかねて朝ごはんです。300年以上続く日曜市で地元の方々で賑わっており、昔ながらの高知名物から若い移住者らがプロジェクトメンバーとなった土佐ポンチなどもあります。土佐ポンチはフルーツとハーブが漬け込まれたフルーツポンチはほどよい酸味が美味でした。
土佐の日曜市のぼうしパン
日曜市のアイスクリン
日曜市の土佐ポンチ
(17)高知龍馬空港
日曜市でお腹を満たして帰路へ。高知龍馬空港近くでレンタカーを返却し、空港まで送迎して頂きます。空港内はお土産屋もあり藁焼きたたきもありますので、昨晩のカツオが忘れられない方は是非購入を。
いかがでしたでしょうか。絶品のうどんとカツオを堪能しながらのパワースポット巡りにぜひお出かけください。
*この記事の情報は2018年6月時点のものです。
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