人生は「やめる」で軽くなる——2種類の“やめていいこと”リスト下書き

足りないから足すのではなく、重いから減らす。
人生が好転するきっかけは、意外と「やめる」から始まります。

この記事では、やめたら一気に生きやすくなることを2つのタイプに分けて紹介し、今日から試せるミニ実験や断り方テンプレまでまとめます。合う・合わないは人それぞれ。30日だけの実験だと思って、軽く試すのがおすすめです。


この記事の内容

“やめていいもの”は2種類ある

①「世間目ドリブン」——周りの評価が気になって続けていること

「本当はやりたいわけじゃないけれど、ちゃんとして見られたいから続けている」系。

例と置き換えアイデア

  • 毎月の美容院通い → セルフカット+年2回だけプロでメンテ
  • おしゃれで高い服 → “私服の制服化”(同じ型・色で機能的な服を複数枚)
  • キラキラなカフェ作業 → 自宅+マグボトル(移動・待ち時間ゼロ)
  • 見栄のサブスク → 一括見直し・同日解約(“更新日は毎月25日”など日にちを決める)
  • 無理して毎日SNS発信 → 週1のまとめ投稿(限定公開でもOK)
  • 所有のこだわり(車・道具) → カーシェア/レンタルで必要時だけ
  • “完璧な家事” → 8割でよし+家事代行や家電の力を借りる
  • 形式的な贈り物 → 定番ギフトを1種類に固定(在庫しておくとさらに楽)

②「体質ミスマッチ」——自分に合わないのに続けていること

体質・性格・生活リズムとズレている習慣は、見えない疲労税を払い続けるのと同じ。

例と置き換えアイデア

  • 人付き合いが苦手なのに飲み会 → 1対1の昼ごはん/モーニングに切替
  • 3食で常に重い → 1〜2食に調整(※体調と栄養は最優先/医療的配慮が必要なら専門家に相談)
  • 早起きがつらいのに無理やり朝活 → クロノタイプに合わせた時間帯へ
  • 毎日ランやジムで燃え尽き → 週3+ゆるい移動ウォークに再設計
  • 休日を予定で埋め尽くす → “空白ブロック”を先にカレンダー確保
  • ニュースを1日中チェック → 週末30分のまとめ読み
  • マルチタスクで散る → 90分の集中ブロック×1〜2本(通知オフ)
  • 紙の保管祭り → スキャンして破棄(“保管は月100枚まで”など上限ルール)
  • 長距離通勤で消耗 → リモート/サテライト/時間差通勤を交渉
  • 夜のダラダラスマホ → 就寝90分前は“画面オフ帯”(充電器は別室)

やめる前の安全チェック(5つ)

  1. 法・契約:仕事・学校・各種契約での必須要件ではないか
  2. 健康:持病・薬・栄養バランスに影響しないか(※食事回数の変更などは慎重に)
  3. お金:違約金や解約タイミングを確認
  4. 人間関係:礼節を欠かない伝え方になっているか
  5. 代替案:ゼロにせず**“軽くする・頻度を落とす”**選択肢も準備

30日「やめてみる」実験のやり方(テンプレつき)

①対象:やめてみること
②仮説:「○○をやめると、××分の時間と精神的な余白が生まれる」
③代替案:完全停止が不安なら**“頻度半分”から
④計測:毎日5段階で
気分**、節約時間(分)、使ったお金を記録
⑤失敗条件:体調悪化/仕事遅延などが出たら即中止して見直し
⑥見直し日:実験15日目30日目に小さな回顧

コピペ用ログ表(Notion/メモOK)

対象:
期間:30日(開始日:    /   〜    /   )
代替案:
失敗条件:
――――――――――――――
日付|気分(1-5)|節約時間(分)|出費(-)/節約(+)|メモ

角が立たない“やめ方”テンプレ(そのまま使える)

  • 飲み会:
    「今月は夜予定を抑えてます。代わりにランチどうですか?」
  • 定例会議:
    「アジェンダがない回は資料共有+必要時のみ参加にさせてください」
  • サブスク解約:
    「利用頻度が下がったため一度見直します。必要になれば再開します」
  • 家族行事の負担軽減:
    「今年は○○だけに絞って丁寧にやろう。数は減らすけど質は上げたい」

ミニケーススタディ(3つのビフォー→アフター)

1. 服の“制服化”

  • Before:季節ごとに服を探して悩む・散財
  • After:トップス3・ボトム2・靴2で固定。年間で意思決定が激減、朝5分早く出られる

2. 飲み会→1on1ランチ

  • Before:大人数で気疲れ、翌日パフォーマンス低下
  • After1対1で深い会話、出費・時間ともに半分、翌日スッキリ

3. 3食→2食(個人差あり)

  • Before:午後の眠気、間食が増える
  • After消化の負担が軽減し集中時間が伸びる(※体調と栄養は最優先)

“やめるリスト”20(ヒント集)

  • 朝のフルメイク/凝ったヘアセット(最小ルーティン化
  • 紙のレシート・DMの保管(スキャン→即破棄
  • なんとなくのテレビ点けっぱなし
  • 寝る前のSNSチェック
  • 気乗りしない定例会議(アジェンダ必須制
  • 義理だけのやり取り(定型テンプレで負担を減らす)
  • 「とりあえず安い」を探す時間(定番に決める
  • スマホ通知の洪水(必要以外はオフ
  • 毎日の自炊フルコース(作り置き2品+冷凍
  • 毎日ニュース追跡(週末まとめ
  • 使わないポイントカード(スマホ統合
  • 物理カギの探し物(スマートタグ
  • 現金払いの行列(キャッシュレス
  • 細切れ掃除(週1まとめ掃除
  • 目的のない散歩で罪悪感(“思考整理散歩”と名付ける
  • 気の進まない読書(途中終了を許可
  • 予定の詰め込み(週に空白ブロック2つ
  • すべて自分でやる(小さく外注
  • 無目的な残業(終業アラーム
  • “とりあえず参加”のオンライン勉強会(録画で倍速視聴

罪悪感が出たときのフレーム

  • 自分の人生は有限:時間は最も純度の高い資産
  • やめる=失礼ではない透明なルール代替案を添えれば関係はむしろ健全に
  • 例外デーOK:80%を守れれば十分合格
  • 名前をつける:「通知オフ帯」「空白ブロック」——言語化は最強の味方

まとめ——足すより、まず引く

何かを始める前に“やめる”を先にやると、時間・お金・体力・集中力が一気に戻ってきます。
まずは1つだけ30日実験。結果がよければルール化して、次の1つへ。導入文

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calmspices

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