こんにちは、calmspicesです。
ミニマリストとしての生活で欠かせないのが、モノを所有するための基準を持つことです。このシリーズでは、ミニマリストの「所有哲学」として、判断基準となる5つのポイントをご紹介します。
第1回目のテーマは、「使う頻度」について。そのモノをどれだけ使うのか、そしてそれに見合ったコストはどうなのか――ここを深掘りしていきます。
モノへの愛は変わらない
これまで数多くのモノを手放してきましたが、今でも心の中には「モノへの愛」が残っています。かつてはマキシマリストだった私も、ネットショッピングの魅力には時々惹かれてしまうことがあります。
それでも、今では無駄な買い物の頻度が格段に減りました。その秘密は、「所有する基準」をしっかりと確立したことにあります。
所有するか、レンタルするか?
近年は、さまざまなレンタルサービスが充実しています。洋服や家電、車など、「所有する」か「レンタルする」かを選べる時代です。
ただし、どちらの選択肢にもコストはかかります。
- 所有する場合:購入費、維持費、管理コスト
- レンタルする場合:レンタル料、期間に応じた支払い
これらを比較する際に重要になるのが、そのモノをどれくらい使うのかという視点です。
「使う頻度」でコストを見極める
私たちは何かを所有するとき、つい感情で決めてしまいがちですが、実際にはその「使う頻度*が所有の合理性を左右します。
例えば、私のiPhoneの場合:
- 1日3時間使用 × 365日で年間1,095時間使用
- iPhoneの購入価格:10万円(2年間使用)
この場合、1時間あたりのコストは約46円になります。現時点でこのコストを下回るスマホレンタルサービスは存在しないため、「所有するほうが合理的」と判断しました。
逆に、スーツケースのように年に1〜2回しか使わないものは、レンタルしたほうが経済的です。
使う頻度を基準に、所有かレンタルかを見極めることで、無駄な支出を防ぐことができます。
モノの持ちすぎを防ぐための上限意識
私たちには、1つの体と1日24時間という限られた資源しかありません。つまり、利用できる時間も限られているということです。
- 毎日使うものだけを厳選する
- 週に1回以上使わないものは見直す
この限界を意識することで、本当に必要なものだけを所有することができます。多くのモノを所有していても、使わなければその価値はゼロです。
まとめ:所有は「頻度」と「価値」で決める
モノを所有するかどうかの判断には、使う頻度とそのコストが大きく関わります。
次回のシリーズでは、別の視点から所有基準をお話ししますので、ぜひお楽しみに!
この記事を読んだら、次に試してほしいこと:
- あなたが所有しているモノをリストアップする
- それぞれの「使う頻度」を確認する
- 使っていないモノは手放すか、レンタルに切り替える
少しずつ、心も暮らしも軽くしていきましょう。
📖 他の所有基準について知りたい方はこちら👇
ミニマリストの所有哲学①:使う頻度が決め手になる理由
ミニマリストの所有哲学②:使える期間が選択を変える理由
ミニマリストの所有哲学③:モノを所有する目的を見極める方法
ミニマリストの所有哲学④:多機能なモノで暮らしを軽くする方法
ミニマリストの所有哲学⑤:デザインとストーリーが生む心地よさ
*この記事は以前運営していたBlogを加筆・修正したものです。