こんにちは、calmspicesです。
このシリーズでは、ミニマリストがモノを選ぶ際の基準についてお話ししています。第3回目のテーマは、「使う目的」にフォーカスします。モノを手に入れる際、その目的が明確であればあるほど、不要なモノに惑わされなくなります。
モノと目的をリンクさせる大切さ
モノを所有する際に考えるべきことは、「そのモノが何のためにあるのか?」という視点です。単に「欲しい」「安い」ではなく、モノが果たす役割を中心に考えることで、本当に必要なモノだけを手に入れることができます。
細分化された目的とモノの多様性
現代の市場には、細かい用途ごとに特化したモノが数多く存在します。例えば、包丁一つをとっても、こんなに種類があります:
- パン切り包丁:柔らかいパンを切る専用
- サーモンナイフ:スモークサーモンを美しく切るため
- 刺身包丁:刺身を繊細にカットするため
- 中華包丁:中華料理に適したオールマイティな包丁
こうした特化したモノは便利に見えますが、注意しないと「細かい目的に引き寄せられて不要なモノを増やす原因」になってしまいます。
購入前に考えるべき2つの質問
- そのモノは自分の生活で本当に必要か?
→ 特定の場面でしか使わないものは、本当に必要か見直しましょう。 - 他に代用できるものはないか?
→ 既に所有しているものでその目的を果たせるなら、新たな購入は避けられます。
実例:パン切り包丁の購入を検討する場合
趣味で毎週パンを焼く人には、パン切り包丁が大きな役割を果たすでしょう。しかし、年に1〜2回しかパンを焼かない人にとっては、普通の包丁で代用できるかもしれません。
重要なのは、「そのモノが自分の生活にどれだけの価値をもたらすか」を明確にすることです。
本当の目的を見極めるために
モノを購入する前に、以下のステップを試してみましょう:
- 目的を明確にする
- 「このモノで何をしたいのか?」を具体的に書き出す。
- 代用品がないか探す
- 既に家にあるものでその目的を果たせないか確認する。
- 時間が経っても欲しいと思えるか確認する
- 衝動買いを防ぐため、1週間考えてから購入する。
これらを実践することで、購入するモノがあなたにとって意味のある所有物になります。
まとめ:モノを持つ前に目的を問い直そう
モノを所有する際には、「そのモノが具体的に何のためにあるのか」を意識することが重要です。目的が明確でないと、結果的に不要なモノを増やしがちです。
次回のシリーズでは、さらに別の所有基準についてお話ししますので、ぜひお楽しみに!
この記事を読んだら試してほしいこと:
- 家にあるモノを一つ選び、その目的をリストアップしてみましょう。
- もし明確な目的が見つからなければ、そのモノは手放す候補かもしれません。
📖 他の所有基準について知りたい方はこちら👇
ミニマリストの所有哲学①:使う頻度が決め手になる理由
ミニマリストの所有哲学②:使える期間が選択を変える理由
ミニマリストの所有哲学③:モノを所有する目的を見極める方法
ミニマリストの所有哲学④:多機能なモノで暮らしを軽くする方法
ミニマリストの所有哲学⑤:デザインとストーリーが生む心地よさ
*この記事は以前運営していたBlogを加筆・修正したものです。